サッカー 日本対アルゼンチン [サッカー]
このブログは、テレビとか映画に関していろいろ書こうというブログなんですが、
その意味じゃ、今回のサッカーもテレビで放送されてるし、
記事を書いても趣旨は違わぬわけですけど、
いかんせんサッカー好きなもので、
けっこうサッカ-好きな人でないと、今回はついてこれないと思います(笑)
だって、他に書くとこがないんだもん(笑)
最近はサッカー専門ブログやるほど、試合見てないし(笑)
さて、はじめよ。
W杯が終わり、ザッケローニ新体制になっての初試合。
相手はW杯優勝経験国かつ、これまで勝った事のない強豪アルゼンチン。
日本で行われる試合って、
得てして主力じゃない二軍が来たりするものですが、
今回はアルゼンチンも契約の関係があるらしく、
きっちり主力が来日しました。
メッシやテベスやイグアインや、メンバー表を見た時点で、
正直、コテンパンにやられると思いました(笑)
W杯で日本はがんばりましたけど、
やっぱりそこまで実力が伸びてる気がしないんですよね(笑)
しかも、今回のセンターバックは今野と栗原。
アルゼンチンは高さで押してくるチームじゃないとはいえ、
中澤、闘莉王よりも守備力が落ちる気がしました。
でも、結果は1-0の勝利。
びっくりしました(笑)
見てて思ったのは、
W杯から感じていた事なんですけど、
日本にはリアリズムが身についたな、という事。
日本サッカーがW杯を本気で意識できるようになった「ドーハの悲劇」から、
黄金世代と言われる選手たちが主力だったドイツW杯まで、
日本全体が夢見がちだったような気がするんです。
これからドンドン伸びて、一気に世界に手が届くんじゃないかって。
でも、今の選手たちは、
自分たちの身の丈を知ってる。
世界レベルと対峙した時、
死ぬ気で頑張っても、ようやくなんとかやっとこさっとこ勝負に持ち込めるかどうか、
それくらいだってわかってる。
前線でプレスをかければビッグチャンスが来るのはもちろんだけど、
そんな事はそうそうできない。
だから、少し後ろでキッチリと守備のブロックを作って、
とにかくまずは守る。
そして、マイボールにしたら、敵の手薄なサイドに開いて、
リスクを減らしながら攻撃の手立てを探す。
そういう着実なやり方になってきてる。
前線からむやみにプレスをかけてかわされてピンチとか、
一か八かのパスで失敗して攻め込まれるとか、
相手が狙ってる所でキープして囲まれて取られてカウンターとか、
そういう事はほとんどない。
もちろん、前線の選手たちのレベルも上がっていて、
本田のFK、松井のドリブル、香川のキープ力なんかは、
世界に通じるレベルですが、
だからといって、それに頼ってリスクをかけすぎる事はしない。
世界トップレベルの相手とは、引き分けで上等。
その上で、チャンスがあれば、狙う。
派手さはないけど、
これが世界と戦うリアリズムなんでしょう。
最近は面白いサッカーをしてますが、
昔、ドイツのサッカーは「強いけど面白くない」と言われていました。
日本サッカーは今、その方向へ向かってるのかもしれません。
俺は個人的には、
つまらない試合で1-0で勝つより面白い試合で3-4で負けるほうがいい、
みたいなサッカーが好きなんですが、
勝つ喜びを教え込む事は、
発展していく上で欠かせない事なので、
きっと今の日本は間違ってはいないんでしょう。
で、日本が強くなったなんて信じてしまうと、
またあらぬ夢を見てしまうので、
まだしばらくは信じずにいようと思います(笑)
あ、でも、
韓国には死んでも勝て(笑)
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