アジアカップ2011 総括 [サッカー]

あっちゅーまに1月も終わりですね。
しかし、更新頻度、落ちすぎだろ、俺。
下書きはね、してるんですよ、ちょっとは。
でも、まとめる気力が…
あ、いや、なんか、すんません。

という感じで、
書きたい事は数あれど、
ともかく、いまだ興奮冷めやらぬ、
サッカー・アジアカップです(笑)


グループリーグ初戦で引き分けた時は
「おいおい、大丈夫か…(汗)」な気持ちでしたが、
なんともドラマチックな展開を見せ、
最後には優勝!
いやはや、燃えさせてもらいました。

中国大会で優勝した時もそうですけど、
こういった大会で優勝するチームってのは、
「物語」を持ってますよね。
その物語がさらに見てる側を熱狂させるんでしょう。

しかも、中国大会と違い、
決勝トーナメントで倒してきた対戦相手が、
開催国カタール・宿敵韓国・格上(?)オーストラリアですから、
その価値も上がるってもんです。


さて、サッカーの内容のお話。

W杯から続くシビアな戦い方は継続しつつ、
本田、香川、松井という前線で強みを出せる選手を活かす、
見ていてとても楽しくなる戦い方になって来ましたね。
松井と香川が怪我をしてしまい、
決勝では本田しか出れなかったのは、すごい残念です。

今回、見ていて特徴的だったのは、
あまりロングパスを使わない事。
というか、選手の距離がとても適切に保たれているので、
無理にチャレンジするパスを出す必要がないんですよね。

ショートパス→相手つめてくる→戻す→他のフリーの選手に…
この流れが無理なく出来るので、これを繰り返して様子を見て、
相手の詰めが甘い時にドリブルで突っかけるor勝負のパス(これもショートパス)、
というパターンが出来ていました。
これはローリスクでありつつ、相手にすればジワジワと来る嫌な攻め方で、
対戦相手がどこであろうとこれができるなら、本当に強いやり方です。

今回の大会でW杯とシステム面で違う事は、
DFラインの前にアンカーを置かなくなったことなんですけど、
格下の相手には攻撃が優先されるので、当然必要ないですし、
同格の韓国とオーストラリアも基本的に放り込んでくるサッカーだったので、
ラインを高く保てれば、あまり問題はありませんでした。
今後、縦パスを入れてキチンと崩しにかかってくるチームとやる時は、
またアンカーを置いたほうがいい気がするんですけど、
ザッケローニはどう考えているんでしょうね。
格上かつキチンと崩してくるチームだらけのコパアメリカでの対応が楽しみです。

しかし、今回はザッケローニの采配が当たりまくりでしたね。
決勝だけを見ても、
岩政をCBに入れて今野を左サイドバックにする事で、
長友を中盤に押し上げる。
これが守備面ではオーストラリアの放り込み対策になり、
攻撃では相手の右サイドをケチョンケチョンにする結果になりました。
そして、オーストラリアのCBが右サイドのケアのためにズレてきて、
最後の李のドフリーな状態を作り、
決勝点の綺麗なボレーシュートに繋がったわけです。
まったく、一石何鳥なんでしょ?(笑)
ホント、ちゃんとした監督ってのは、
交代ひとつでガラリと局面を変えてきますね。

ただし、この交代以降、
オーストラリアが前線のプレスを強めてきたのもあって、
DFラインからのビルドアップのパス回しがちょっと上手くいかなくなったのは、
今後の課題ですかね。


いやー、しかし、興奮しました。
優勝カップを掲げる姿は何度見てもいいものです。
日本サッカ-の持つポテンシャルと目指すサッカーがフィットしてきてるって、
つくづく実感してます。
これでJリーグが盛り上がってくれたら、
本当に嬉しいんですけどね。





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